グループの基幹となります医療法人社団生和会は、1984年、その原点である「湯野生長会病院」(現:周南リハビリテーション病院)を山口県徳山市(現:周南市)の地に開設いたしました。
10周年にあたる1994年には「地域との『和』をより一層大切に」という思いから「湯野生和会病院」に、20周年にあたる2004年には「より親しみと安心感をもっていただきたい」との思いから「湯野せいわ会病院」に、さらに、2008年には「その専門性を内外にわかりやすく周知しよう」との思いから「周南リハビリテーション病院」へと名称を変更してまいりました。もちろん名称だけでなく、その時々の状況に応じて組織改革を一つひとつ重ね進化してまいりました。そして、地域の皆さまの安心と生きがいを支える病院として、職員にも常に変化・成長を求めてきました。職員一同はその思いに見事に応えてくれ、結果として、この原点である「周南リハビリテーション病院」での取り組みが、生和会の組織としての基礎-変化に対し素早く柔軟に対応できる-を確立したものと考えております。
2013年の医療法人健応会(広島県福山市)のグループ化を皮切りに、現在(2022年10月)では、中国地方で山口・広島の2県4医療圏6病院1036床、関西地方で大阪・京都・奈良・兵庫の2府2県6医療圏9病院1344床、あわせて4法人15病院2340床を、そして退院後も安心して地域で暮らしていただきたいとの思いから施設、訪問および通所系の介護保険事業をそれぞれ手掛けております。
今後も日々変化する社会情勢を見極めながら、常に変化することを恐れず、価値のある質の高いサービスを提供してまいりたい、そして、「支える人と受ける人の信頼」に応え、医療福祉の発展に貢献してまいりたいと思います。
常に変化する私ども生和会グループを、今後ともよろしくお願い申し上げます。
生和会グループ 会長 白川重雄